施工管理一年目でやめたい人続出の理由はこれ！今やるべき５つの行動

 

 

 

施工管理の仕事、日々お疲れ様です！

きっとこれを読んでくれるあなたは、施工管理業界の労働環境の悪さに、すでに「あ～やめたい…。」って思ってますよね。

 

ぼくも一年目から、現場や会社で毎日遅くまで残って、将来に漠然とした不安を感じていました。

 

きっとあなたの、

• もっとプライベートな時間を欲しい。
• 今の仕事で本当に将来が豊かになるのだろうか？

 

という悩みは、決してあなただけではありません。

 

施工管理の仕事は確かに大変で責任も大きいし、体力も必要。でも、同時に、大きなやりがいと達成感を味わえる仕事でもあります。

 

「ただ、このままこの仕事を続けて本当にいいのだろうか？」って悩みますよね。

 

そこで今回の記事では、【施工管理一年目がやめたくなる理由】を深堀するので、ぜひ読み進めて、あなたの人生を変えるヒントに繋がれば幸いです。

 

今の会社をやめる前にしっかり今後を考え先へ進んで下さい！

 

 

 

ぼくもそうだったし、他の施工管理一年目のみんなが「やめたいと思ってる理由」は、こちらです。

 

 

 

長時間労働と休日出勤でプライベートな時間がない

 

やめたい理由の１つ目は、施工管理の仕事は、朝早くから夜遅くまで働くことが多いところ。さらに、休日出勤も頻繁で、プライベートな時間がほとんど取れないことが理由に挙げられます。

 

特に一年目は、業務に慣れていないこともあって、仕事が終わるのが遅くなりがちで家族や友人との時間が減ってしまうことが、やめたい気持ちを後押ししています。

 

 

現場でのコミュニケーションの難しさ

 

やめたい理由の２つ目は、現場での職人さんや他の関係者とのコミュニケーションが難しいと感じてしまうところ。特に経験の浅い一年目だと、職人さんたちとのやり取りに気を使います。

 

意見の違いから衝突することもあったりするためストレスが溜まるという声が多いです。

 

 

専門知識や経験不足による不安や自信のなさ

 

やめたい理由の３つ目は、専門知識や経験不足から現場責任者としての不安や自信のなさを感じやすいところ。

覚えることが多く、ミスを避けたいと思ってプレッシャーに押しつぶされそうになることってありますよね？

 

結局これが続いて、やめたいって思う気持ちへとつながっています。

 

 

予想以上に低い給与や待遇への不満

 

やめたい理由の４つ目は、施工管理の仕事は責任が重いのに給与がそれに見合っていないと感じるところ。

残業や休日出勤が多いにもかかわらず、思ったほど給与って増えてないですよね？

施工管理のあるあるですが、ぼくはタダ残業が当たり前でした。労働時間に見合った報酬が得られないと、やめたくなる気持ちを加速させます。

 

 

書類作成や事務作業の膨大さ

 

やめたい理由の５つ目は、現場での仕事が終わった後に、さらに膨大な書類作成や事務作業が待っているところ。

施工報告書や予算管理など、これらの作業が重なると、肉体的にも精神的にも疲れると思います。

 

一年目って先輩たちも手伝ってくれるけど、事務作業が終わらない限り帰宅できない状況が続くのでやめたくなる人が多いです。

 

上司や先輩からの厳しい指導や叱責

 

やめたい理由の６つ目は、現場で叩き上げられた上司や先輩から厳しい指導を受けるところ。ちょっとしたミスでも厳しい叱責が飛んでくるので、自信をなくしてシュンってなっちゃいますよね。

 

建設業界は罵声が飛び交うのが当たり前なので、この中で本当にやっていけるのかと不安になり、「無理、やめたい…」って気持ちになる一年目の人は多いです。

 

 

将来のキャリアパスが不明確

 

やめたい理由の７つ目は、将来のキャリアパスが不明確なところ。施工管理のキャリアパスって多岐にわたりますが、一年目の段階ではどの方向に進むべきかがちょっと見えにくいです。

 

誰もがそうだけど将来の自分の姿を思い描けないと、不安がつのりますよね。業界の将来性や、自分が今後どう成長していくかが不明確だから、転職を視野にいれだす人が多いです。

 

以上が、「施工管理一年目がやめたい7つの理由」だったんですが、少しは重なる部分があったのではないでしょうか。

 

実際に国土交通省が2020年3月に発表した「建設キャリアアップシステム普及・活用に向けた官民施策パッケージ」の資料によると、建設技能者の一年目の離職率って約40%とされています。

 

この数値は施工管理に特化したものではないですが、建設業全体的にやめる人が多いのが実情です。

 

次に、会社をやめる前にあなたには今やるべき行動があるので伝えますね。

 

施工管理一年目がやめる前に今やるべき5つの行動

 

 

 

 

 

本当のやめたい理由を整理する

 

やめる前の行動1つ目は、あなたのやめたい理由を具体的に言語化することで、感情に左右されない冷静な判断が可能になります。

 

「残業が多い」「人間関係が悪い」などの問題点を書き出すと、自分が何を改善したいのかが明確になり、解決策を見つけやすくなるので、やめる前にあなたが今やめたい理由を整理しましょう。

 

 

上司や同僚に相談する

 

やめる前の行動2つ目は、人間関係や労働環境の悩みは、上司や同僚に相談することで解決できる可能性があります。あなた以外の周りの人も同じ悩みを持っているかもしれないし、具体的な改善策やアドバイスがもらえることがあります。

 

ただ、相談するためには、あなたがやめたい理由を整理しておくことが大切なので、相談する前に洗い出しておきましょう！

 

それと誰かに相談できれば悩みを共有できるから、気持ちも楽になりすよ。

 

 

やめた後のリスクを考える

 

やめる前の行動3つ目は、やめた場合の経済的リスクや、転職先が見つからない可能性をしっかり考えることが必要です。

施工管理職は経験を積むことで市場価値が高まるので、今すぐやめることでキャリアの成長を止めてしまうリスクも考慮しましょう。

 

 

市場価値の向上

 

やめる前の行動4つ目は、転職を考える際は、自分の市場価値を高める努力も必要です。たとえば、資格取得やスキルアップを目指すことで、他業界への転職やキャリアチェンジがよりスムーズになります。

 

現職での経験も、後々有利に働くことが多いので今やめることが正解ではない場合もある。

 

 

経験を積むことで選択肢が増える

 

やめる前の行動5つ目は、施工管理職としての経験は、他業種でも高く評価されることがあります。

特に、プロジェクト管理やコミュニケーション能力などは多くの職場で必要とされるスキルで、実際にぼくも今の職場ではとても役立っているなと実感しています。

 

少なくとも1～2年の経験を積むことで、将来的なあなたのキャリア選択肢が広がる。

 

以上、簡単にですがあなたがやめる前に今やるべき行動の内容でしたが、施工管理一年目でやめたくなる気持ちは、ぼくもとても理解できます。

 

でも、やめる前にあなたにとって『何が最善か』をしっかり考えることも、これからの長い人生、失敗しない人生にするためにはとても大切です！

 

焦ってやめるよりも、今できる準備を整えることで、将来的にもっと良い選択肢が見つかる可能性はあるので考えましょう。

 

 

施工管理一年目でやめるメリット＆デメリット 

 

 

5つのメリット

 

まず施工管理一年でやめるメリットとしては、こちら5つが挙げられます。

 

 

 

プライベートの時間が確保できる

施工管理の仕事は、土日も出勤することが多く、家族や友人と過ごす時間が取れない場合がよくあります。だから休みが取れずに疲弊している人が多いのも実情。

 

もしやめる決断をすれば、土日が休める仕事に転職できる可能性が高まり、プライベートの時間が大幅に増えます！

 

できた時間を使って趣味に没頭したり、家族との時間を楽しむことができ、心の余裕を取り戻すことが期待できる。ぼくは転職したことでプライベートの時間が2倍は増えたので、毎週週末を満喫しているので最高です。

 

心身の負担軽減

施工管理は、体力的にも精神的にもハードな仕事です。一年目は特に慣れないことが多く、無理をして働き続けると体を壊すリスクもあるし実際に壊してる後輩もぼくの周りには沢山いました。

 

そのため、会社をやめることで、長時間労働やストレスから解放され、心身の負担を大幅に軽減することができます。

 

もしあなたが体を壊しそうとか現状壊れているなら、健康を取り戻すことが最優先なので、無理を続けずに一度休息を取ることを考えるのも一つの選択です。

 

新しいキャリアチャンス

施工管理をやめてとしても、あなたのキャリアが終わるわけではありません。他の業種に転職することで、新たなスキルや経験を積むチャンスが広がります。

 

建設業界内でも営業や設計など異なる分野に挑戦することも、よりあはたに適した仕事を見つけることができるかもしれません！

 

より柔軟な働き方が可能

施工管理はスケジュール管理が厳しく、納期に追われることが多い職業です。

しかし、やめて他の業界に転職すれば、リモートワークやフレックスタイム制といった、より柔軟な働き方を選ぶことができるかもしれません！

 

これにより、仕事と家庭、または趣味などとの両立がしやすくなり、より自由度の高い生活を手に入れることはできます。

 

メンタル面のリフレッシュ

施工管理の現場では、上司や取引先、職人さんたちとの人間関係に悩むことも多いです。

人間関係のストレスが積み重なり、メンタルが疲弊してしまうこともよくある話。

 

辞めることで、これらのストレス要因から距離を置き、メンタル面でのリフレッシュが期待できます。一度リセットして、新たなスタートを切ることで、自分のモチベーションを取り戻すこともできますね。

 

 

5つのデメリット

 

次に、施工管理をやめるデメリットとしては、こちらの5つが挙げられます。

 

 

経験不足によるキャリアの影響

施工管理の仕事は、現場での実務経験が評価されることが多いです。1年目でやめてしまうと、スキルや知識が不十分なまま退職することになり、次の職場でその経験が十分に評価されないこともあります。

 

特に施工管理は、2〜3年程度の経験が求められることが多いため、やめる前に慎重に検討する必要があります。

 

再スタートのリスク

新しい職場に移ったとしても、必ずしも理想的な条件が揃っているとは限らない！求人情報に「土日休み」と記載されていても、実際にはそうでない場合も多々あります。

 

再び同じような悩みを抱えるリスクもあるため、次のステップを決める際は、職場環境や条件を十分に調査することが重要です。

 

経済的な不安

施工管理は、残業が多いため比較的高い年収が期待できる職業です。辞めることで、次の職場で収入が下がるリスクがあり、生活水準が低下する可能性はあります。

 

転職先を選ぶ際には、給与面で妥協ができるかどうかを慎重に確認し、安定した生活を維持できるか考えましゃう。

 

職場の人間関係が再構築される

現在の職場では、すでに一定の人間関係が構築されているかと思います。これをゼロから再構築するのは大きなエネルギーが必要。

 

新しい職場での適応には時間がかかり、人間関係における不安も伴う可能性があります。職場の人間関係も、仕事を続ける理由の一つに考える価値があります。

 

キャリアアップのチャンスを逃す

施工管理の仕事は、数年経験を積むことで、プロジェクトマネージャーや管理職など、キャリアアップのチャンスが増える業界でもあります。

 

一年目で辞めてしまうと、そうした昇進の可能性を逃してしまうかもしれません。特に、施工管理業界に長く留まることで、資格や役職を得て、年収や労働条件が大きく改善される可能性も考慮すべきですね。

 

以上が、施工管理一年目でやめるメリット&デメリットです。

施工管理職をやめるとプライベートの時間の確保やストレスの軽減といったメリットがある一方で、経験不足や経済的不安、キャリアアップの機会損失などのデメリットは伴う可能性はあります。

 

そのため、自分の将来のキャリアやライフスタイルをしっかりと考慮した上で、慎重にやめる、やめないの判断をすることが大切。

 

もしやめると決めたなら、十分な準備と計画を立て、あなたにとって最適な道を選んで欲しいなと思います。

 

 

実際の体験談：施工管理一年目でやめた人の声

 

 

 

体験談1: 「家族との時間が全く持てなかった」

 

友人A（26歳）は、施工管理の仕事に就いて一年目で既に心身ともに疲れ果てていました。「朝早くから現場に出て、帰るのはいつも深夜。土日も出勤していて、家族との時間が全く持てなかった」とAは振り返ります。

 

家族と過ごす時間はほとんどなく、誕生日や記念日にも仕事が優先され、次第に「このままでいいのか？」という疑問が頭をよぎるようになったそうです。

 

Aは「家族との時間が取れないまま、気づいたら子どもが成長してしまうのが怖かった」と感じ、転職を決断。

 

現在は土日が休める職場に転職して、子どもとの時間を大切にしながら、自分の生活リズムも取り戻しました。

 

「あの時、やめる勇気を出して本当によかった。今は家族と心から幸せな時間を過ごせてる」と熱く語っていました。

 

 

体験談2: 「体を壊す前にやめる決断をした」

 

友人B（25歳）は、施工管理の過酷な労働環境で体力も精神も限界を迎えていました。

 

「毎日12〜14時間働き続けて、体力的にも精神的にも追い詰められていました。休みの日も仕事のことばかり考えてしまい、全く休めない状態だった」とBは語ります。

 

ある日、体調が悪化し、病院に行くと医者から「このままだと取り返しのつかないことになる」と警告され、初めて自分の限界に気づいたと言います。

 

「やめることが怖かったけど、健康を失ったら意味がないと思い、勇気を出して会社をやめる決断をしました。」

 

その後、健康を最優先に考え、体に負担の少ない仕事に転職。今では心身のバランスを取り戻し、以前の生活とは大きく変わって幸せだと実感していました。

 

「仕事は大事だけど、自分の健康と引き換えにするものではないって学んだ」って言葉が印象的でした。

 

 

体験談3:「自分に合った職場を見つけるまで時間がかかった」

 

友人C（28歳）は、施工管理の仕事をやめた後、新たな職場探しに苦労した経験があります。

 

「施工管理をやめた時は、次の職場がすぐに見つかるだろうと思っていたそうですが、でも、実際には自分に合った職場を見つけるのに時間がかかった」と語ります。

 

新しい仕事を探す中で、待遇や働き方が施工管理と大きく異なることに驚き、転職市場での自分の価値に不安を感じることもあったそうです。

 

他の業界に飛び込むことに不安はあったけど、最終的には自分の強みを活かせる仕事を見つけられた。施工管理で培ったスケジュール管理やコミュニケーションスキルは、他の業界でも非常に役立ち、結果的に新しい職場で評価されるようになったそうですよ。

 

「最初は不安だらけだったけど、今はプライベートも充実し、仕事も楽しくなってきた」と、満足げに語ってくれました。

 

上記３つの体験談からもわかるように、施工管理一年目でやめることにはそれぞれの理由があって、そこから新たな道を3人ともに切り開いています。

幸せそうな友人たちを見るとぼくも『ホッ』とするし嬉しいです。

 

あなたも今の悩みに向き合い、自分に合った最良の選択を見つけて下さい。

 

『人生は一度きり』

 

行動あるのみです。

 

 

施工管理から他業種への転職先とおすすめエージェント

 

 

 

ここでは「自分の時間が得られる業種」と「お金を稼ぎたい業種」に分け、さらにおすすめの転職エージェントも伝えるので参考にしてみて下さい。

 

 

自分の時間が得られる業種

 

まずは、今よりもっと自由な時間が欲しいなら、この３つの業界です。

 

 

 

施設管理

施設管理は、施工管理の経験を活かしつつ、土日休みや定時退社がしやすい業種です。体力的な負担も少ないし、家族との時間や趣味の時間も増えるのでワークライフバランスが整います。

 

 

事務職（建設関連企業）

現場からオフィスワークにシフトしたいなら、建設関連の事務職（総務や経理）もいい選択です。体力的に楽なのと定時で帰れることが多いので自分の時間をしっかり持てます。

 

 

工場勤務

工場勤務は、シフトが明確で残業が少なく、計画的に自分の時間を確保しやすい職種です。夜勤手当で収入も安定し、資格がなくても始められるため転職しやすい点も魅力。

また、休日がしっかり確保されているため、家族や趣味の時間を作りやすい環境です。

 

 

おすすめエージェント

おすすめエージェントは、こちらの３つ。

 

 

 

 

お金を稼ぎたい業種

 

次に、将来的にもっとお金を稼ぎたいなら、こちらの４つの業界です。

 

 

 

営業職（建設・製造関連）

現場の経験を活かして、建設や製造の営業職に転職すれば、インセンティブで大きく稼ぐことができる可能性があります。

現場の知識を持ってると、お客様とのコミュニケーションもうまくいくし、成果を上げやすい特徴はあります。

 

 

不動産業界（営業・管理職）

不動産の営業は、物件の売買で成果を出すごとに報酬がアップします。

管理職に昇進すれば、安定した収入も期待できるのと施工管理の知識が役立つ場面も多いためスムーズに転職できることが多いです。

 

 

建設コンサルタント

インフラや都市開発に関わる建設コンサルタントも稼ぎやすい業種です。プロジェクトの規模によっては、報酬が大きく変わるため、スキル次第では収入がかなり増える。

 

 

外資系企業（技術系営業職）

外資系企業は成果報酬が主流なので、頑張れば年収1000万円も狙える！

英語力があるとさらに有利ですが、技術知識が豊富なら営業職でも十分に活躍できます。

 

 

おすすめエージェント

おすすめのエージェントは、この３つ。

 

 

 

やめたい理由を明確にし、自分の目指す働き方や価値観に合わせて転職先を選んでみて下さい！

 

そして、転職するなら複数のエージェントをうまく活用すれば、希望に合った求人が早期に見つけやすくなるので複数登録は必須。

 

以上が、今回の全てとなります！

 

まとめ：施工管理一年目でやめたい7つの理由と今やる5つの行動

 

今回のまとめは、施工管理一年目でやめたい人は沢山います。

 

 

ただ、あなたの人生を無駄にしないためにも今回伝えた5つの行動は、やめる前に実行してみて下さい。

 

 

 

施工管理の一年目は本当に大変で、当時のぼくも『やめたい』と何度も思っていたし、実際に施工管理業界からは既に身を引きました。

 

あなたも自分が何でやめたいのか理由をハッキリさせて、今後についてゆっくり考えてみて下さい。理由が整理できれば自ずと対処法が見えてきます。

 

どんな選択でも、あなたの人生後悔しないようにぼくは応援してます。

 

『自分の人生一度きり』